治験薬概要書とオンラインゲームに接点はあるの?

治験薬概要書という言葉を私はこれまで聞いたことがありませんでした。
治験そのものは知っていましたが、治験薬概要書が何の書類なのか、よくわからなかったわけです。
しかし、オンラインゲームでよく遊ぶ友人が先日治験に参加したらしく、その時の話を聞いたところ、治験薬概要書の話題が出てきました。
友人は熱く語り、オンラインゲームとの関連性を挙げていました。
話を聞いてみると、なるほどそんな間が変え方もあるのかと納得しました。

緻密に組み立てないといけないのは共通

治験を行うということは、ある意味では人体実験のようなものであり、本当に人間に使っても大丈夫な薬かどうかをチェックします。
綿密にやらなければその人の人生に影響を与えることから、緻密に組み立てる必要があり、その作業は大変です。
薬の化学名であったり、品質や毒性なども把握しておく必要があります。
細かく組み立てていくことで安全性を確保しつつ、あとは何の異常もないかどうかを確認していくだけです。

実はオンラインゲームにも通じるものがあります。
単純な内容であれば毎日楽しめるようなものになるかもしれませんが、深みがないので面白くありません。
オンラインゲームは時に熱狂的に遊びたいものであり、そのためには細かな部分まで組み立てる必要があります。
単純な仕上がりではユーザーは納得しません。
試作段階でリリースし、様子を見ながら修正を重ねていくという点では治験などにも接点があります。
どちらも慎重に行っていくべきものです。

オンラインゲームも翻訳も大変さは同じ

治験薬概要書はこれまでの臨床実験の歩みをまとめたものでもあるため、それを正確に記す必要があります。
英語で書かれていることがほとんどなので、これを日本語にする際には本当にその言葉が妥当な表現なのかをチェックしていくことが大事です。
これをしないと別の意味に訳されて別の解釈を与えてせっかくの治験に影響を与えることが考えられるからです。
こうなってしまうと今までのことが台無しになるため、慎重に翻訳は重ねなければなりません。

オンラインゲームもそれは同じことです。
すべての作業を1人で行い、完成させるケースはほとんどありません。
単純なゲームであればそれも可能ですが、基本的には複数のメンバーと仲間になって作り上げます。
もし、1人だけがいいアイデアを持っていても共有していなければ意味がありません。
これにはこういう意味があるというものをみんなで理解するから素晴らしいものが出来上がります。
解釈の違いが生まれないようにする努力はどちらも相当なものです。